幻想水滸伝Ⅲ　攻略　チャート

カラヤ族の少年ヒューゴは、族長ルシアの代理としてゼクセン連邦の首都ビネ・デル・ゼクセへ赴いた。
だが、時を同じくしてゼクセンとグラスランドとの間で戦闘が始まり、ヒューゴたちはゼクセン騎士に包囲される。
かろうじて包囲を脱し、カラヤの村へ辿り着いたヒューゴたちだが、村はゼクセン騎士団長クリスにより焼き討ちにあっていた。
怒りのあまり剣を抜いたヒューゴの親友ルルはクリスに斬られ、命を失う。
騎士団の去った村で、ヒューゴはルルの墓に向かい、自分のふがいなさを責めるのだった。

ダック村で出会ったリリィと共に“炎の英雄”の情報を求めリザードクランの大空洞へと赴いたヒューゴたちは、その途中で地下街道の扉を開こうとしている不審な４人の男女に出会う。
なんとかその場を逃れ、大空洞でカラヤ村の生き残りの者たちとの再会を果たしたヒューゴは“炎の英雄”が50年前にグラスランドの民を率いて戦った英雄であるという話を聞く。
カラヤ族のジンバからの頼みもあり、ヒューゴは一路“炎の運び手”が隠れているという、湖の城を目指し旅立つのだった。

訪れた湖の城でゼクセン騎士団の包囲を受けたヒューゴたちだったが、居合わせた軍師シーザーの助けをうけて城から脱出した。
だが、休む間もなくハルモニア軍がチシャ村へ侵攻したとの知らせをうけ、その救援へ向かう。
度重なる攻撃を退けチシャ村を救ったヒューゴは、いつしか“炎の英雄”のように自分の力でグラスランドを守る人間になりたいと願うようになっていった。
チシャ村の長サナは、ヒューゴの思いを聞き入れ、英雄の居場所を告げた。
チシャ村の北方、とある山の中で“炎の英雄”が待っている……

ゼクセン騎士団団長クリスは、国内においては“白き英雄”“銀の乙女”と称される英雄である。
休戦協定のためシックスクランとの会議に赴いたクリスは、グラスランド連合軍の奇襲にあい包囲を受ける。
軍師サロメの進言に従い、包囲を突破するとカラヤの村を焼き払って敵の戦線を崩壊させるが、クリスはその際、幼い子供を斬ってしまう。
重い心をひきずったままビネ・デル・ゼクセへ戻ったクリスは、評議会に命じられるままリザードクラン攻撃の準備を進めるのだった。

イクセの村の豊穣祭でひとときの休息をとっていたクリスの前に、ナッシュと名乗る男が現れる。
ひょうひょうとしたナッシュにとまどうクリスだが、同時にリザードクランがイクセの村へ急襲をかけ、事態は急転する。
カラヤクランのジンバは、戦いのさなかクリスに向かい「父のことを知りたければ、炎の英雄を追え」と言葉を残す。
悩むクリスはサロメの忠信を聞き入れナッシュと共に放浪の旅に出る事を決意するのだった。

ナッシュと共に旅するクリスは、途中チシャ村でアルマ・キナンの娘、ユンとユミィに出会う。
彼女たちに導かれるまま、アルマ・キナンの村へ到着し、ユンの命を精霊に捧げる儀式のことを聞く。
理解することが出来ず、儀式を止めようとするが、謎の一団との戦闘に巻き込まれるうちに、ユンの儀式は終わってしまう。
一連の騒乱の背後に何者かがいる事を確信したクリスは、全てに決着をつけるため、“炎の英雄”が待つという場所に向け旅立つのだった。

ハルモニア神聖国、南部辺境警備隊 第十二小隊長ゲドは、最近現れたという“炎の運び手”の情報を追い、グラスランドへ出発する。
リザードクランの大空洞ではゼクセン騎士団のクリスが族長ゼボンを暗殺する事件に出くわし、次に訪れたカラヤ族の村ではゼクセン騎士団による焼き討ちに遭遇したが、いずれの村でも運び手の情報を得ることはできなかった。
一時カレリアに戻ったゲド達はハルモニア地方軍が“真の紋章狩り”と称してグラスランドへの侵攻を開始しようとしているという噂を聞く。

ゲドは“炎の運び手”の情報を追い、虫使いの村ルビークに辿り着く。
セナイ山の虫使いの祭壇で何事か画策する仮面の神官将と、カラヤ村の焼き討ち前に出会った女魔導士の姿を目撃するが、追求はかわされてしまう。
仮面の神官将、謎の魔導士、ハルモニアの突然のグラスランドへの侵攻……。
一連の謎を解くために、ゲドは小隊のメンバーと共に、ビネ・デル・ゼクセを目指し旅立つのだった。

ゼクセン騎士団のサロメとの会談に出向いたゲドは、サロメの口から全ての騒乱の背後に、強力な魔導士の一団がいることを知らされる。
サロメの要請で湖の城の防衛戦を陰から支援したゲドは、ジョーカーに自分が“真の雷の紋章”の継承者で、“炎の英雄”とは親友であったことを告げる。
ゲドは再び“炎の英雄”に会う決心を固め、彼の待つ場所へ向かうのだった。

無名諸国から来た青年トーマスは、父親の命令に従いさびれた城の城主となった。
全く新しい環境のうえ、一癖も二癖もある住民たちとの生活だったが、徐々にトーマスはこの城のことを気に入り始める。
城の財源が厳しいことを知ったトーマスは、城がゼクセンとグラスランドの共有地に立地していることを生かし、城の土地を自由に商人に貸し出すことを提案する。うまくいけば、この城に昔のような活気が戻ってくるかもしれない。
トーマスは仲間たちと共に、近郊の町や村を回り、城の住人を募るのだった。

湖の城はゼクセン領であると主張する評議会と対立した城主トーマスは、武力を使って城を開城させようとする評議会との戦いを決意する。
ヒューゴや軍師シーザー、謎の支援者の協力を得てゼクセン連邦の攻撃を乗り切ったトーマスは、ついに評議会から攻撃の口実を奪い、城から手を引かせることに成功するのだった。

コロクは、のら犬でした。
エサをとるのは下手だし、ごはんをくれる人もいないし、毎日毎日おなかをすかせてクゥクゥと鳴いていました。
でもある日、やさしい人にであって、湖のそばにあるお城でくらすことになりました。
お城では、ごはんも食べられるし、へんな人もいっぱいいるし、毎日がたのしくて仕方ありません。
コロクは今日もお城のなかをたんけんして、へんな人たちとあそぶのでした。